大きめな背中越しの夜風
目線の先に落ちる光
通り過ぎる夏草の残香
セツナイのは夜のせい
何度も抱きつき直しては
あなたの反応を確かめた
その先の信号
赤にならないかな
二人だけの秘密
嘘にならないでいて
邪な思いでも
私にとっての幸せでした
人間様が決めたルールでは
ばれなきゃ悪者にならない(笑)
呪縛が解かれたこの私には
本当の幸せが分からない
思い出すまでもないくらい
頭の中焼き付いた姿
見えないくらいに
近くにいたのに
二人だけの記憶
長い夢ではないと、
思うほどセツナイ
これは夜だからじゃない
今をただ壊したい
誰でもいいわけじゃない
私達は歪
芝居擬の恋でも
人は他人の「繋がり」で
生きてるような気がした
またあなたに会える時まで
私生きてるかな