「雨の日はコタツの中でだらだらするのが一番ぴゃ」ゴロゴロ
「そ、そうだね…!」
「(ユアクマがやって来て、2人を室内ドッジボールに誘おうとしている)」
「え…! ねえ、ドッジボールだって…!」
「んー…今そんな気分じゃないぴゃ。また今度誘ってぴゃ」
「(ちょっぴり残念そう)」
「(みんなと合流しに行く)」
「え、あ…行っちゃった」
「ねえ、いいの…?」
「いいに決まってるぴゃ。ゴロゴロしてる方が楽しいぴゃ」
「わ…私、行ってこようかな…」
「え…」
「みんな楽しそうだし、それにほら、せっかく誘ってくれたから…」
「…。い、行くなら勝手に行ってくるといいぴゃ。私は留守番してるぴゃ」
「え…! 一緒にいこうよ…!」
「…でも、さっき"そんな気分"じゃないって断ったのは私だし…」
「あ、いや…。何でもないぴゃ。さっさと行ってくるぴゃ!」
「う、うん…」
「(ミニミニ小糸も混ざって、試合が白熱している)」
「えっ、えーいっ…!」
「(渾身の一撃を軽々とキャッチする)」
「あ…! ど、どうしよう…!」
「(ミニミニ小糸を狙って、優しく投げる)」ブンッッ
「ぴゃああっ!」ヒョイッ
「羨ましくなんかないぴゃ。あそこに混ざりたいなんて思ってないぴゃ…」
「…ん? あれは…ぶっ!(流れ玉が顔面に直撃)」
「あ…!」
「(心配そうに皆で駆け寄る)」
「…ムキーっ許さんぴゃ! ユアクマなんて私がドッジボールで全員やっつけてやるぴゃ!」
「え、それって…」
「(参加者が増えて嬉しそう)」
「やっぱり一緒に遊びたかったんだよね…?」
「うっうるさいぴゃ! 私が本気出せば全員イチコロぴゃ…とりゃーっ!」
「(軽々とボールをキャッチする)」
「…あ」
「と…とりあえず味方の後ろに隠れるぴゃ」コソコソ
「えぇ…」
「…でも、良かったね」
「みんな〜、晩ご飯の時間だよ〜」
「今日はみんなの大好きな、栄養満点ハンバーグだよ…!」
「自信作だから。プリーズコールミー料理長」
「玉ねぎをピーラーで剥こうとしてたのはどこの誰」
「え、知らん。樋口?」
「あのね」
「みんな、ご飯の時間だって…!」
「(ドッジボールを中断して、全員で4人の元へ向かおうとする)」
「あ…。ゆ、ユアクマ待つぴゃ!」
「(呼びかけに振り向く)」
「えっと…その…」
「今度ドッジボールする時も…また誘ってほしいぴゃ」
「(もちろんだよ、とニッコリ笑顔で返事する)」
「…ありがとう。ぴゃ」