5作目
病みボカロ投稿祭参加曲
現実と夢の境界の曲です。
音楽 絵 動画/ ヤマチ
【歌詞】
月の光が射し込む窓。
照らし出した言葉が
君を作っていくから
まだ「今」に帰れないんだ。
君の事を思い出すから
色に溶けた心臓が渇いてた。
まるでそこは
あの子の夢の中みたいで
微睡んだ。
白い兎が逃げる。
私は
追いかけるだけ
追いつきたいだけ
戻れないだけ
追いかけてるだけで
届かないな。
意味が分からない。
狂ったあいつと
交わしあった言葉が
道を作っていくなら
まだ「今」に帰れないんだ。
ハートの数で価値が決まるなら
私の声はあまりに小さくて。
まるでここは
あの子の夢の国みたいに
残酷だ。
白い兎が消える。
私の
不思議の国
鏡の国
目を覚ますように
何も無かったかのように
朝に溶けた。