第二篇「人生強盗」1/?
人と対峙すると、その人間の記憶や経験を感じ取れてしまう小説家の話。
感じ取れる量は対象の人生に対する親密度に比例する。
記憶を辿っている間は無意識であり、五感は遮断される。
「茜」は人名である。
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Words & Music:72gashi (
https://twitter.com/certain0607)Movie,illust:くろばねまち (
https://twitter.com/kurobanenoaka)◆Inst
2mix(No Mastering)⇨
https://piapro.jp/t/X2KHMastered⇨
https://piapro.jp/t/KJX0◆歌詞
いつからか分かっていたんだ
他人の持つ「心」が
いつからか分かっていたんだ
目、閉じるように
才能も愛も悲しみも劣等も
何も無いから
いらないから――
嫌だ 嫌だ
こんな結末は
嫌だ 嫌だ
愛せなかった
嫌だ 嫌だ
こんな偽物は
嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ
嫌だ。
いつからか分かっていたんだ
君の持つ「心」が
いつからか分かりたがった
そう、殺すほどに
バイバイもういいよ、後悔の行く先に
君は居ないから
見えないから――
嫌だ 嫌だ
こんな結末は
嫌だ 嫌だ
殺してしまった
嫌だ 嫌だ
こんな結末は
嫌だ 嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
こんな結末は
嫌だ 嫌だ
愛してしまった
嫌だ 嫌だ
こんな人生は
嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ
嫌だ。