半球を望む。
Music/Movie/Illust : 埃霧
Vocal : 重音テト
歌 :
実態に正常を与えた
模ってくノイズが足まで届いて
後ずさるほど 芽吹く炎が
3つと4つと数えてる
眠くなっていた
回路の嘘を踵にそぐわせて
1階をもてなした
旋律が言葉の上で
正しく踊る 翼を置いて
カラフェの蒼色の花は
喉を流れる
憶えない絵の中
器官を失っている
抜け殻のように
息の終わりは長く
硬くなった足運び
重心に手を
霧を理由にして
溶けていた芸術を置いてゆくの。
そっけないリズムと水につけた、
鉄の羽で海を嘔吐した。
靴を揃えて
0文字の手紙を書いていた。
混ざった虹色の
天を見てよ。
手に取った がらんどう
穿孔の下弦と
半球を望む
落とした恒星で
肌に色を塗る
汚したのも
間隔を残して
私を隠せたのなら
良かったのにな
貫いた星の向こうへ
次の答えを得て
渡されたエラーを置いて行くの。
そっけないリズムと身につけた
鉄の羽で海を嘔吐した。
靴を履き替えて
0文字の手紙を読んでいた。
君が混ざって行くのも
空にしてよ。