「いつか終わってしまう命だからこそ愛おしいのだ。」
アイリッシュ×ロック×エレクトロ
こぶしめと申します。
VOCALOID、VoiSonaのオリジナル楽曲を公開していきます。
第1作目投稿から1年とか弛んどる…ッ!!
冬に突然祖母が亡くなって、偶然かその少し前制作を始めた曲です。
命ってなんなんでしょうね。死ってなんなんでしょうね。
割り切っているつもりでも、
未だに自分や家族の死が怖くて寝れないことがあります。
illustration & movie: さみやこし
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子供のころ 夜になると
死について考えていた
毛布の中で いつか訪れる
漠然とした未来に怯えていたのだ
永遠を欲しがっても
砂のように指の間からこぼれ落ちる時間は
無情にもその流れを留めることはないけれど
積み重なっていく記憶の雨
降り続けて溺れてしまわないように
終わりがあるから報われる
終わりがあるから愛しさ増す
終わりがあるからこそ 命は輝くのだ
時が過ぎ 家族をもって
世界はより鮮やかに見えた
けれど死がそれを刹那に引き裂けることに怯えて
涙で視界は歪んでいた
永遠を願っても
風のように頬を撫で 通り抜ける時間は
無情にもその速さを緩めることはないけれど
積み重なっていく想いの雪
降り積もって見失ってしまわないように
終わりがあるから報われる
終わりがあるから愛しさ増す
終わりがあるからこそ 命は美しいのだ
どんなに嘆いても 抗っても
命はいつか尽き果てる
焼き付けろ今を 生きろこの時代を
終わりがあるから報われる
終わりがあるから愛しさ増す
終わりがあるからこそ 命は輝くのだ
そしてまた朝はやってくるのだ