どうしたってあなたのことを嫌いになんてなれないよ。
「抗え!聖ミリオン女学園ポップパンク部」あらすじ
「ねえ桃子ちゃん、これって昴さんを騙して学校から追い出してまでやらなくちゃいけないことだったの?」
「なによいまさら!こうでもしなきゃ昴さんは今頃ミリ女ファイトで野球のできない体にされてたかもしれないんだよ!!」
今にも泣きそうな顔でうったえる中谷育に対し自身も涙をこらえながら声を荒げる周防桃子
「うーん、すばるならミリ女ファイトでも勝ち残れると思うけど、すばるが人をなぐるところなんて見たくないからこれで良かったと思うぞ!」
横で聞いていた大神環は少し寂しそうな笑顔で二人の会話に割って入った。
桃子、育、環の3人にとって年齢も体格もかけ離れた男子にまざって野球をする昴はメジャーリーガーのような存在だった。
そんな昴をミリ女ファイトなどという野蛮な暴力行為に汚されてなるものかと考えた3人はミリ女から派遣されてきた教師かおりに手なずけられたふりをし、昴を転校にまで追いやったのであった。
「でも今日からはもうミリ女のいいなりになんかならない」
今まで教師かおりの言うことをきき、学業もミリ女ファイトの成績も上位へと急速に駆け上がってきた3人は聖ミリオン女学園の本校へ招待された今日、とある計画を実行する。
風のうわさ(百合子)からきいた反ミリ女組織『聖ミリオン女学園ハードコアパンク部』への入部である。
聖ミリオン女学園ハードコアパンク部とはミリ女ファイトによって傷つけられた少女たちの救済と自由を勝ち取るために創設された少女による少女のためのトキメキひみつクラブである。(百合子談)
だが、いざ指定された場所へ行ってみるとそこには主要メンバーのジュリアとエミリーが今にも殴り合いそうな形相でにらみあっていた。
「ええ・・・・、おもしれー女たち。」
桃子のパンクロック魂に火が付いた。
っていう桃子はパンクじゃなくてメタルなのでは?という葛藤を振り払いながら作りました。
ライト さん
ごP さん
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