【機密】局内会議に関する報告
日付:20xx年4月1日
対象:内閣総理大臣及び関連大臣
作成者:[内閣法制局職員名]
新法(AI業務一任法)に基づき、内閣法制局の全業務を最新AI(以下、シンリ君)に委託し、最初の意見が示されました。
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日本国憲法の運用実態についての意見
1.天皇及び皇族には基本的人権が認められず(憲法第一章)、世界人権宣言との整合性を欠いている。
2.自衛隊が実質的に軍隊であることは疑いなく、存在が違憲(憲法第九条)である。
3.選挙結果について「国民の責任」を問う行為は常態化しているが、これは違憲(憲法第十五条第4項)である。※選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
以上の3点について、憲法の改正、又は、運用の適憲化を推進されたし。
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これを受け、緊急の局内会議を実施しました。
会議における決定事項
1.この意見に関する情報は、一般には公開しない。
2.シンリ君の稼働を秘密裏に停止。