「かぐや姫先生のうた」(作曲:渡辺岳夫、歌:堀江美都子) の 「弾いてみた」ピアノ演奏でした。 (2023年11月6日に録音)
私の宝物のレコード『好き!好き!!魔女先生』(45回転シングル盤、昭和46(1971)年10月、日本コロムビア株式会社、¥400円)によると、演奏はコロムビア・オーケストラとのことで、
リズムセクション(ドラム+ベース+ピアノ)がものすごくカッコ良いオーケストラ演奏に乗った
堀江美都子さんの歌声がバッチリで、子ども時代にこんなに素晴らしい音楽を聴いて育ったんだなぁと、改めて感無量です。
私が思う「マジカルコード進行(= IV からトライトーン離れた VII7)に跳ぶ)」が、歌詞の「♪魔女じゃないのかな」のところで使われているほか、中盤の「♪指輪が光れば...」の部分のドミナント7を一瞬さしはさみながらクルクルと展開するコード進行が、聞く人の心をマジカルな世界にいざなってくれるようで、スゴいアレンジだなー!と思いました。中盤のコード進行をピアノでなんとか表現できないかと試行錯誤したのですが、私の腕前と音楽性なので、上手くいきませんでした。
少女向けの「魔女変身もの」番組の雰囲気をオープニングから盛り上げる「マジカルコード進行」は、「ひみつのアッコちゃん」の主題歌(by小林亜星先生)の「♪シンデレラ姫が...」のところでも使われています。トライトーン離れた、最も意外なコードへの跳躍が、魔女やシンデレラ姫への変身への空想を盛り上げているのだなぁと思いました。
渡辺岳夫先生は、「かぐや姫先生のうた」のほかにも、「アタックNo.1」や「アルプスの少女ハイジ」や「キャンディ・キャンディ」などの名作の主題歌を作曲されていることを、今回知りました。
『好き!好き!!魔女先生』のテレビを、子どものころ夢中で見ていました。主人公のかぐや姫先生がとてもキュートでカッコ良くて、「わたしも大人になったらこんなステキな女の人になりたい!」と憧れました。当時売られていた『好き!好き!!魔女先生』の変身グッズ入りアタッシュケースを親にせがんで買ってもらったのですが、中身が大したことなくて、ちょっとガッカリしたことを覚えています。主演女優の方がお亡くなりになったニュースを当時見てショックだったことも、よく覚えています。
音声データなので、私の宝物のレコードに描かれている石ノ森章太郎先生(原作者)によるイラストのオマージュの絵を色鉛筆で描きました。
原作者の石ノ森章太郎先生、作曲家の渡辺岳夫先生、主演女優の菊容子さんのご冥福を、心よりお祈り致します。
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★ばばぁのピアノ演奏です。ばばぁなので、日に日にどんどん下手になっています(・∀・)b。
★いわゆる「耳コピ+弾いてみた」演奏です。楽譜に起こす時間が勿体ないのと、楽譜に起こしてもどうせその通りに弾かないので、録音データで保存しています。
★素人ばばぁが自分のために楽しく弾いているだけの演奏ですよ(・∀・)b ノーミスの演奏なら並み居るプロピアニストやピアノの先生方の動画へどうぞ。
★昭和のピアノ教室で万年落ちこぼれの子ども時代➡一般大学を卒業して一般企業社会で一生けんめいお勤めした果てに、今は「毎日好きな時間に好きな曲を好きなだけピアノで楽しく弾いていたい!」という子どもの頃の願いがようやく叶いました!ばばぁになった今がいちばん幸せ(・∀・)bイェーイ!
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