■富士急静岡バス W3495 / 富士山240あ3495
■1994年式 U-LR332J(いすゞ・ジャーニーK)
■収録区間:[宮62] 富士宮駅 → 大中里 → 上柚野
■収録日:2023年10月24日
富士急静岡バスに所属する、1994年式のいすゞ・ジャーニーKの走行音です。
富士急静岡バスではW1291に次ぐ古参グループとなった1994年式のジャーニーKは、富士宮営業所にW3495・W3496の2台が残存しています。そのうちW3496はちょっと前に鷹岡へ一時的に転属した際に行先表示器がLED式のものに換装されており、W3495のみが幕式の行先表示器を残しています。
その幕式の表示器に側面は銀サッシの二段窓、車内は板張りの床というレトロな雰囲気あふれる1台となっています。
まとまった数がいるレインボーHRや、四半世紀越しの後輩W3984をはじめとする新型エルガミオ、そして最古参のレインボーRJであるW1291など、他の中型車に混じってさまざまな路線に顔を出しています。
さすがに近年は予備車的ポジションなのか、見かける機会は少なくなってきています。
路線は富士宮駅から商店街を抜けて西富士宮駅を経由し、そこからは県道182号三沢富士宮線をトレースする形で西進して山ひとつ向こうの柚野地区に至ります。
山越え区間はすれ違い困難な狭隘路にヘアピンカーブが連続する難所ですが、ものともせずスイスイ登っていく力強さと頼もしさ、そして運転手さんの腕前には感動すら覚えます。
作業のお供のBGMにどうぞ!