月曜の夜にUPする『消防フェスティバル四街道2023』第2弾は四街道市消防本部の顔、『マルチスター(公称・屈折はしご付消防ポンプ自動車)』の動画集です。
はしご車で知られるイベコ・マギルス社が開発した『マルチスター』、2009年に納入されると
『日本における最長の27m塔体をレンジャーのシャーシに載せる』
『塔体のターンテーブルに本来つく操縦席を廃止することで小型化し周囲を資機材庫スペース化』
『ポンプを後部に配置して資機材庫に加え600Ⅼ水槽のスペースも確保』
と画期的な車両だった事から消防ファンの間で注目を集めた一方で
『バスケットが塔体格納時、キャブからはみ出て取り回しが悪い』
『塔体展開時にジャッキを6本展開して安定化させるがその内2本が横に展開して且つ位置も高いので横を迂回しないと通れない』
『積載しているホースカーが日本で主流の箱型ではなく糸巻き型=ホースリールなので他の用途に使えない』
と癖の強い車両だったことから配備から14年たった現在も四街道市以外の消防では導入されていない=
日本に1台だけの激レア車両になりました(実際の処、代理店のモリタがMVF開発のサンプルとして売り込んだ模様)。
なお、以前は通常のはしご車との2台体制でしたが昨年度にはしご車が退役した事に伴い四街道市消防唯一の高所対応車両となっています。
今回のフェスティバルでは基本的にお客様の乗車体験を担当しており(私は参加せず)、本動画では体験前後の点検、撤収までを扱います。
このシリーズは週末にUPする予定の第3弾で完結となります。
関連動画
令和4年度東京消防庁・国立市・立川市・昭島市合同総合水防訓練(活動展示・MVF編)
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