作詞・作曲:雜賀由眞
歌:間瀬凛
録音:池上信次
演奏:齋藤華子
中島みゆき主義者による
70年代フォークテイストのブルースソング。
一番の歌詞解説:
まぶしく無邪気な子供時代が終わり、
突きつけられる過酷な競争社会へのスタート、
あるいは挫折。
それらを思い返し果たして今の現実が
あまりにも偽りに満ちていながらも
受け入れざるを得ない苦悩の描写です。
二番の歌詞解説:
ド本命の意中の相手の前では
多くの人がテンパってしまうが、
それは滑稽で道化に見える。
しかし胸の中は張り裂けるように
笑われる事に傷つく事がある。
その下手な生き方。
許されない花とは恋愛だけではなく
親や社会から白眼視されている夢や願いを指す。
最後に―
「夢」それ自体は儚い糸のように
すぐ望みが断たれてしまうが、
一つ一つの「夢」を編めば
(つまり小さな出来る事を加算していけば)
「希望」という名のヴェールに変わる。
「君」とは意中の人のみを指すのではなく、
恩を受けた人や先輩、さらには
頑張ってきた自分自身を指す。
なお、同名の曲が存在しますが、
公表こそされていませんでしたが
この曲は1983年に既に完成しています。