過去の栄光に縋って生きて来ました。
無色透明祭Ⅱに投稿した曲です
https://sp.nicovideo.jp/watch/so42907004?ss_id=b7270bc6-5639-4955-9ac9-fa6a9c6dab8d&ss_pos=1&cp_in=wt_srch投稿するのにたいへん時間が経ってしまいました。
申し訳ないです
この曲は高校の国語の課題で書いた歌物語をもとに作ったものです
太宰治をリスペクトして書いてみました
原文はTwitterとYouTubeのコメント欄に載せましたので、ぜひお楽しみください
❥ 歌詞
過去の栄光に縋って生きて来ました
現在の有り様から救われ
そんな自分に満足することでさらに手を伸ばして藻掻くのでした
ふと気づけば自分は輝かしい御宝など持っているはずはなく
ただ一人呆然としているのでした
"過去の私"を演じる事は熟達していました
スクリーンに映された私に望まれる期待はそれなりに高くなり
それを果たす自分は見る見る苦しみました
至ってこれは私の所為なのです
ああ 人生はこういうものなのだ
こんなにも儚く哀れなものなのだ
高く保ち続けた積み木が今では散々に崩れ落ち
それが大きな致命傷となったのです
これが私の末路であります
逆光
過去の栄光に縋って生きて来ました
名誉とかいう道具を手元におけばいつでも直ぐに使えたものの
使い手の程度が低い故に使いこなせなかっただけなのです
そしてそう片付ける事でまたこの現実から逃れようとするのでした
何に向かっているのだろう
"後方の光"は途絶えぬ
"前方の光"を待ち望みながら
このまま心臓を動かし続ければ
"前方の光"は私を照らす時が来るのだろうか
過去の栄光に縋っていた人生ではありますが
今私がここに立っているのはその過去のお陰であります
さて 明日の自分に出来る事はありましょうか
私は一先ず眠る事といたしました。
♦︎Music&Words 爽纏う
♦︎picture 共(tomo)様の画像を使用させていただきました
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https://piapro.jp/t/pukY♦︎Movie あだ
♦︎Singer 初音ミク
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