SNSやyoutubeコミュニティなどではご挨拶などしましたが、改めてあけましておめでとうございます。
しかし年の初めから能登群発地震、羽田空港事故、および北九州の火災により大変な被害が見られています。
平成7年1月17日の阪神・淡路大震災を思い出しました。非常に胸が痛いです。
被害にあわれた方々が一刻も早く、いつもの暮らしに戻れるよう切に願います。
考えてみるといなり寿司けっこう好きなのに動画に無かったなと思いまして。
なぜ狐が油揚げを好むと言われるのかは動画内および下記に。
稲荷寿司は甘辛く煮た油揚げに酢飯を詰めたもので、三角などもありますが基本的には米俵型です。
長野県では裏返した作りもあります。
しかし時代なのでしょうか、どこで食べても甘辛さが口に残るほど濃い味が多いため、
今回は甘さ抑えめのさっぱり味で作りました。
今回油揚げは端っこで米俵を作り、真ん中は巻き。そして一部は青森県のように紅生姜を使いました。
椎茸も入れるといいもので、大葉や白ごまもおすすめです。
あっさり味で染ませるには、炊いた油揚げを冷めるまで寝かせて馴染ませるのが大事です。
残った煮汁は蕎麦やうどん、鍋の地などに使いましょう。
ただ絞った時に手が触れるなどありましたら火入れしてから保存です。
飲食物は触れたら雑菌が増え駄目になるのが早まります。
少し暖かくなれば花見など行楽が盛んになりますし、その時にもぜひ。
残念それは私のおいなりさんだ
□なぜ狐が油揚げを好むと言われるのか□
その昔、狐は穀物の敵であるネズミを退治してくれる益獣でした。
やがて人々から崇められるようになり、狐の食べるネズミを揚げたものが供えられるようになりました。
肉食動物にとって油は貴重な栄養源でありご馳走です。化け猫が行燈の油を舐めるといった話もありますから。
しかし仏教において殺生は良くありません。
そのため畑の肉である大豆を原料とした豆腐。そちらを薄切りにして揚げた油揚げを供えるようになります。
閻魔大王にこんにゃくよろしく、時の流れと共にいつしか狐は油揚げが好物とされるようになりました。
これが狐が油揚げを好むと言われるようになった所以です。
ついでながら後の動画に「信太巻」と言うものがあります。
そちらも狐と関係のある油揚げを使った料理で、白狐の伝説(葛の葉物語)という悲恋話を結び付けたものですが、陰陽道の始祖・安倍晴明(あべのせいめい)とも関わっており、なかなか興味をそそられます。
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
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