♩=120
ゆっくりボカロ曲投稿祭2024 参加曲です!
Vo.小春六花
それ以外:ろっくうぇる
↓歌詞↓
茜色に染まった夕焼け空
物思いに耽る午後5時
遥か遠くに浮かぶひつじ雲が
流れてゆくのを見ていた
ふと右腕に降る雨雫に
戸惑いながら僕らは
道行く人を横目に
手を振り背を向ける
気づけばもうすぐ夜が更ける
今日はちょっと早めに寝ようか
明日もきっと君に会えるんだ
雨なのに 胸が弾む
駅前のある狭い通りでふと
俯き歩く君を見た
「どうしたんだよ、ねぇ」って声を掛ける
……事もなく通り過ぎる夜
出来なかったんだよ 君の表情が
あまりに哀しそうでさ
なのに強がってちゃ救えるものも救えないだろ?
夜が明けてほら日が昇る
突き刺さる朝日が僕の
涙のあとを乾かしてく
どうしてだろう 胸が痛む
焦燥も想像弾む想いも
感情 寂寥(せきりょう)も君にほら
煢然(けいぜん) 漠然と整然と全部
滲むなりすんなり溶けてゆく
ーーねえ、初めて知ったよ
君があんな遠くに行くこと
もしも僕が気づいていれば
もっと会って話せたのに
いつか月日が過ぎて
僕ら離れ離れであっても
同じ夕焼け空の下で
また出会って笑えるでしょう