国家統計局が30日に発表した、全国の一定規模以上(主要業務の年間売上高2000万元以上)の文化関連産業企業7万3000社を対象とした調査結果によると、2023年の文化企業の売上高は前年比8.2%増の12兆9515億元となった。
そのうち、AIやビッグデータ、5Gなど「文化新業態」の特徴が比較的顕著な16業界の売上高は前年比15.3%増の5兆2395億元で、伸び率はすべての規模以上企業を7.1ポイント上回った。
2023年、文化企業の利益総額は前年比30.9%増の1兆1566元で、利益率は前年を1.55ポイント上回る8.93%となった。
産業類型別の売上高は、文化制造業が同0.6%増の4兆962億元、文化卸売・小売業が同6.1%増の2兆814億元、文化サービス業が同14.1%増の6兆7739億元だった。
業種別の売上高は、ニュース情報サービスが同15.5%増の1兆7243億元、コンテンツ制作が同10.7%増の2兆8262億元、クリエーティブデザインサービスが同8.7%増の2兆1249億元、文化メディアが同11.9%増の1兆4797億元、文化投資運営が同24.4%増の669億元、文化エンタメレジャーサービスが同63.2%増の1758億元だった。
地域別の売上高は、東部地区が同8.7%増の10兆1223億元、中部地区が同3.6%増の1兆5394億元、西部地区が同10.0%増の1兆1688億元、東北地区が同5.4%増の1210億元だった。