作詞作曲 伊七
写真 no copyright movie
雨を踏む 月が沈む
無彩色透明、日の出を待つ
空を覗く 穴の空いた
バケツの向こうに朝が見えたんだ
たった一つの命で
世界はこんなにも美しくなった
青い空の果てで君はまだ
一人きりで朝を待っている
たった一度の奇跡で
僕らは永遠のような愛を知る
広い星の真ん中で僕は
君に愛よ、届けと歌う
雲はゆく 息を返す
朝焼け色の心を零す
海を呪う、人を恨む?
雲ひとつ浮かべぬ空を見ていた
たった一人きりの小さな手じゃ
抱え切れやしないほどの
痛みを抱いて歩んでいる
君の背中に陽は昇る
綺麗な言葉だけじゃ君に
届かないのならメロディを
たとえ君が海の果てでまた
泣いていたってそばにいたいんだ
君のすべてを知れたのなら
この世界の理も
答えさえどうでもいいんだ
君が輝いて見えたから
命を紡いだ 星は願うのさ
「あなたは生きて」