ケンと申します、四作目です✋
さて、今回"ボカコレ2024冬"に参加するのは、こちらの『奔放堕落論』。ヘンテコなタイトルですが、いつも以上に、よりディープな、小説要素の強い作品となっています。テーマは"思春期の繊細な心象"。中学生や高校生のドロドロとした、底の見えない闇を思わせる心象と、まだ未熟な子供らしい希望的観測を題材に歌詞を作りました。一人でも多くの方が音楽性や歌詞に共感し、何かしらの発見に繋がれば幸いです。
あ! それと追記ですが、おそらくこれが高校生としては最後の作品となります。
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靡く風が頬を撫でて
目線を町の中へ泳がせた
夕方は昏くて嫌いだわ
はっきりしないものなんて
要らないもの
河川敷で話しましょ
絡む絡む心の渦を
ねえ、あなた教えてよ
我武者羅な血糊の吐き方を
この世が灰色だったって
今更気づいたの?
馬鹿ね、って哂いたいけど
お生憎様私もそうだわ
ha-a ha-a
その不幸自慢のお顔を
ha ha-a ha-a
見せてよ魅せてよ
堕落論
空の深い色を眺め
ぼんやりと思ったの
感傷に浸るのも今だけで
どうせ大人は傷つけないわ
傷つくことすら許されないわ
案外それも一興かもね
墜ちぶれるところまで
墜ちてみない?
机上の空論は飽きたわ
馬鹿みたいに生きてみたい
この世が灰色だなんて
本当は幻よ
理解できる?
…そうね
きっと狂ってる
この世が灰色だったって
今更気づいたの?
馬鹿ね、って哂いたいけど
お生憎様私もそうだわ
ha-a ha-a
その不幸自慢のお顔を
ha ha-a ha-a
見せてよ魅せてよ
堕落論
あなたの言葉で
消し去って!