#00:00 OP
#00:27 視聴上の注意
#00:53 本編開始
#1:15 アルコール消毒をしていたAさん
#2:13 振り返ってみると…
#3:48 破片で失明
#4:13 出火原因は主に二つ
#6:16 アルコールに火が点く条件
#7:44 消毒液は取扱注意
今回紹介するのは、中華人民共和国、武漢市で発生したとある火災の事例です。
真夏の夕方、一人の男性がオフィスの消毒を行っていました。
彼は清掃会社の事務員として働く20代男性「Aさん」で、この日は一人事務所に残り、残業をしていましたが、上司からの「最後に事務所を出る社員は、デスクの消毒をしていってくれ」との指示で、終業後にオフィス内をアルコール消毒していました。
消毒が終わり、オフィスから出ようとドアノブに手をかけたAさんでしたが、そこで妙な違和感を覚え、振り返ってみると、先ほど消毒していたデスクの上に、炎が燃え上がっているのが見えました。
彼は慌てて給湯室に移動し、水を汲んで消火作業を始めましたが、火はあっという間に他のデスクにまで広がり、とても追いつきませんでした。
そんな中、Aさんの目の前で爆発が起き、彼の眼にはプラスチックの破片が突き刺さり、彼の右眼はほぼ失明状態に‥‥
その後消防車が到着し、火災は約一時間半ほどで鎮火しました。
その後の調べによれば、オフィスではたこ足配線でケーブルを使用しており、その一部がショートを起こしたことによって、Aさんの散布した消毒液に燃え移り、火災が発生したとみられ・・・
引用・出展・参考文献
上越地域消防事務所組合
【特集】消毒用アルコールに引火する温度を実測してみました。
https://ishort.ink/2Y4Z