※この動画は以前 YouTube に上げた動画と同じ内容ですが、再生速度を少し上げて聞きやすくしたり、一部修正した箇所もございます。
VOICEVOX:ずんだもん 四国めたん
立ち絵:坂本アヒル様
皆さん、初めまして。
大阪生まれだけど、関西以外では標準語を喋りたい天邪鬼な50代男性です。
令和の今、東京と大阪って昔ほどバチバチな対立関係ではなくなった感じですよね。
昭和の時代は、お互いの言葉や食文化の違いを揶揄し合ったりして、あまり仲は良くありませんでした。
そのような対立の時代から、今や融和の時代へと変わりました。
でも厳密にいえば、それは大阪側が多数の吉本芸人の東京進出によって、関西弁の市民権を半ば力づくで手に入れた側面は否定できません。
逆に現在の関西において、東京由来の様々な文化があらゆる分野で浸透しているとは、決して言えません。
つまり、西から東への文化の押し寄せに比べて、東から西への文化の流入は弱いということです。
これはとてもアンフェアだと思います。
自分たちの方言や食文化が東京へ浸透するのは気持ちいけど、逆に大阪が東京のモノに飲み込まれるのは許せない。
ここ30年余りの関西人を見ていると、そういった本音が垣間見える気がします。
自分のお国訛りを気にしないで、東京でも臆することなく喋る関西人は堂々としていて素敵だと思う人たちがいる半面、どこでも関西弁で捲し立てる姿を見て、辟易する人がいることも忘れてはいけません。
昭和世代の俺はかつて“おニャン子クラブ”を好きになったことがきっかけとなり、東京への憧れを抱いて大学受験は失敗しましたが、東京で暮らしたこともありました。
その頃の影響で、今でも新幹線で東京へ向かう際はワクワクし、小田原駅を過ぎる時に小田急線の電車が見える辺りから心地よい緊張感が走り、俺の中の“東京スイッチ”がオンになります(笑)。
当然言葉も標準語のスイッチがバチン!と入ります。
言葉を直さずにしゃべっているだけで「あぁ、関西の人」って言われるのがなんか嫌で(笑)
もちろん、人それぞれ自由だと思いますよ、今では。
でも俺は、それが嫌なだけなんです。
俺なんか、こっち(大阪)にいても、相手の人が標準語を喋る人だと、ちょっと嬉しくなって、
「どちらから来られたんですか?」
って聞いちゃいます。
長々と書いてしまい、スミマセン。
東京と大阪のアンフェアな文化交流?の中で、排他的な大阪の中にある“東京を感じさせるモノ”を見つけることが好きなので、これからこちらのチャンネルで追々紹介できれば幸いです。