今作はボカコレ2024冬100TOPランキング参加曲となっております。
“ヒロインだった筈のあたし”
作詞・作曲・写真:周水音贄(あまねみねにえ)
「アクトレスメモリー」
佇んでるあたしと君の距離
何処かしらぎこちなくって
空想耽る君の眉は
何故に何処となく切ない
観覧車ふたり見下ろす景色
何もかも真新しくて
いつのまに絡み合う指
ふたり誓った言葉
ハッピーエンド
まだあたしは作り話の中で生き続けてる
セリフだって憶えたまま
完(おわり)なんて言わないで
醒めないで
恋するヒロインを演じる女優のまま
高嶺の花のどこにもいない
そんなあたしでいたいんだ
佇んでるあたしの心には
もう君を見つけられない
空想耽るあたしのこと
どんな風に観てたのかな
観覧車ひとり見下ろす景色
何もかも懐かしくなる
いつの間に零れる涙
語り尽くしたいろは
センチメンタル
まだあたしは作り話の中で活き続けてる
セリフだって憶えたまま
終わったのに繰り返す
解ってる恋するヒロインは
もう何処にも行けない
たかが知れてる
プライドが高いだけの惨めな女優だ
メランコリック
まだあたしは作り話の中で息続けてる
セリフだって憶えたまま
何もかもが愛しかった
忘れた去った
恋するヒロインはもう何処にもいないよ
大好きだった
何処にもいないこんな役に出逢えたから
馬鹿みたいだ