こんばんは。中嶋メチルです。オリジナル9作目です。
ルーキーでないボカコレ参加は初です。余裕を持ったはずなのに気づいたら「間に合わねえええええええ!!!!!!!!」って言いながら作ってました。
初めて知声ちゃんに歌ってもらったのですが完全に歌声に惚れました。最高だと思います。
拙いところたくさんありますが、何卒よろしくお願いします。
X (旧Twitter):
https://twitter.com/nakajima_methyl冗談と言うにはあまりにも素敵すぎる言葉で
貴方はあたしの心を簡単に掻っ攫ってゆきました
単純で鈍感なあたしは気付けば貴方のとりこ
だけど貴方はあたしのことなど気にも留めちゃいないんでしょう
ああ、
貴方のその白い指は、ああ…
この上ないほど神聖で。
生活に食い込んだ貴方の影が
いつでも後ろ髪を引いてるの
残されたこの場所で今、ひとり
哀しい歌を書いて、泣きました。
貴方に、この足首
傷つけられてみたいわ。
かといって足首はあまりにも
贅沢な場所すぎて
せめて、耳朶でいいのです、
この耳にピアスをあけて!
貴方の握ったピアッサー
あたしの耳にあいた穴
貴方のつけた傷と一緒に
ずっと生活してみたい
なんて、酷すぎる願い
ああ貴方にはとても言えない
その瞬きひとつすら愛しいこと
それすら言えないのに!
心臓に食い込んだ貴方の爪が
痛いのに、痛いままで居たい
貴方の声は柔らかい癖に
あたしの胸に火傷ばかり残す
ああ、その澄んだ瞳で
あたしの秘密を暴いてください
熔けそうなほど優しい声で
あたしを罰してください
生活に食い込んだ貴方の影が
いつでも後ろ髪を引いてるの
貴方の横顔が愛しいこと
それすら言えないから、
脳髄に焼き付いた貴方の声に
あたしの書いた歌を重ねたい
砕けそうな実像抱きしめて
その血液に焦がれ続けたい。
あたしの耳にピアスをあけて、ああ…
あたしに傷をつけて欲しい。