東日本大震災・令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この動画では東日本大震災・令和6年能登半島地震の実際のNHKの放送が含まれています。気分が悪くなった場合は、速やかに視聴をおやめください。
緊急地震速報などが流れます。視聴場所や音量に注意してください。
2011年3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震。
日本では「想定外」だったマグニチュード9.0。最大震度7を観測し、大津波警報の予報を遥かに上回る巨大津波が東北・関東地方を中心に襲来。死者約2万人、その多くが津波によるものでした。
当時、NHKは避難をあまり強く呼びかけませんでした。
「大津波なんか来ない」と正常性バイアスにかかり、避難をためらった方がたくさんいました。その結果、押し寄せた巨大津波により、多くの尊い命が奪われました。
NHKは「あの日」を教訓として、「どうしたら津波からより多くの人が避難できるか」を考えて来ました。
そして、津波警報発表時には正常性バイアスを打破するような、強い口調で避難を呼びかけることにしました。
あれから約13年後、2024年1月1日。
2023年にも群発地震が発生していた能登半島で、地震が発生しました。
マグニチュード7.6、最大震度7。元日を襲った大地震でした。
そして、津波警報が発表。
NHKのアナウンサーが、繰り返し強い口調で避難を呼びかけました。
「二度と『あの日』の悲劇を繰り返さない」ために。
魂の叫びでした。
その結果、能登半島地震での津波の死者はほとんど出ませんでした。
多くの方々が、担当したアナウンサーを称賛しました。
この動画は東日本大震災後、どのように報道が改善されたのか分かりやすく見られるように比較しています。
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YouTube版↓
https://youtu.be/ZlUtx8H_Qug?si=1vca6C9hHPnyrDw5