第七作。
(歌詞)
春を待つきみの頬を撫でた風が
今日のぼくに教えてくれた
塔の上はいつかより涼しくて
きみが歩いた道は見つからないまま
きみが感じた痛みがわからない わからない
きみが考えたこともわからない そのままで
ただきみを祈るとき花が咲く うつくしい
その輝きをぼくは忘れたくないから
ねぇ起きて!綺麗だよ
どこまでも行けるよ
その声が響く場所で
いつかきっと出会うまで
どうやらこの冬は終わらないらしい
ほんとは気づいてたけど悔しいかな
きみが残した言葉がここにある ここにある
きみを愛した言葉がここにある それだけで
ただ咲き誇るものが永遠の星になる
この小ささを抱いて歩いていたいから
ねぇどうして泣いているの
ぼくはまだわからないや
「遅いよ」と零すきみに
届かない 春は今
この声よ、響いてくれ!
一秒だけ過去のきみへ!
最後に叫んだとき
またきみと出会えた気がした