## mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
### 攻撃されないための抗原提示で逆に攻撃対象に?
* 細胞は常に攻撃を受けないようMHC-I分子で自身の蛋白を提示
* 感染細胞はMHC-I分子でウイルス由来蛋白を提示してしまうので攻撃される
* MHC-I分子による提示は、樹状細胞なども行う
* つまり樹状細胞は自身と敵との両方を別の方法で提示している
* 図は[molbio08氏ツイッター](
https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762)[3]より細胞は常に、免疫細胞から攻撃を受けないようMHC-I分子で自身の蛋白質を提示している。つまり自分は味方だと常に提示しているのである。これはウイルスに乗っとられた感染細胞との違いを明確にするためでは無いかと考えられている。ウイルスに乗っとられた感染細胞はMHC-I分子でウイルス由来蛋白を提示してしまうので免疫細胞であるキラーT細胞の攻撃対象となる。
またMHC-I分子による提示は、樹状細胞なども行う。つまり樹状細胞は自身と敵との両方を別の方法、それぞれMHC-IとMHC-IIで提示していることになる。樹状細胞がこの両方を行っているということが重用な点である。