Episode30「星の慟哭 血肉の雨に濡れる少女 -Klage-」
ダルムシュタット(戦場)~ドラゴン・ブラスフェミィ戦。
行くぜッ! まだ時間は在る!
小さい女の子が戦場でたった独り震えてるんだぜ?
そんなの、見捨てられるかよ…!
彼女の涙の真なる所を聞けと言っても、それは叶わぬでしょうね…。
淀みし泉に波紋の立たぬ様に、淀みし魂もまた、共鳴を能う事は無いのですから…。
それどころか寧ろ、自ら滅びの奈落に向かって堕ちていやがる。
尤も、それ以前にR<エル>の時点で完璧に論外なんだけどさ。
”抜け殻”が”成虫”に収まるなんて、この期に及んで凄まじいパラドックスだよ。
折角の戦火でも、結局此処は”物見やぐら”。
迫力が足りないんだよ。
血肉を見るなら、もっと眼の前。その熱さと焦げたニオイを肌で感じる位…。
その血飛沫を身体に浴びる位に…!
そして止め処無く溢れる涙は、この世界に零れ落ちた。難所です。(精神的な意味で) 無印版では空からイロイロ降ってこないだけマシですが・・・。
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