「今も喉に刺さっては抜けないんだ」
春風が喉に刺さって/28or飴 feat.初音ミク
曲 28or飴
イラストはピアプロよりわらび望様からお借りしました。素敵なイラストをありがとうございました。
わらび望様
https://twitter.com/warabimochiWMお借りしたイラスト
https://piapro.jp/t/NfL6歌詞
春に蹲り春を迎えて 僕はまだ砂埃を聴いていた
あのさ 待って 瘡蓋の奥が何故か痛んで
風が吹くたびに木陰は揺れて 僕だけを置いていくあの日のまま
あのさ まだ待ってよ 最終兵器ちらつかせ
刺した釘は苦み帯びて 定規弾き今も決める
あんなゴミも受けた罰も 全部錆びて過ぎたなのに
蜻蛉の泊まった膝の先 今も囚われて触れている あの
小さな小さな日々が 今も喉に刺さっては抜けないんだ
今飲み込むたび痛んで 愛を喰べる程吐き出している
小さな小さな日々が 今も陳腐な陳腐な夢の続きが
噎せかえるほどに疼いて 贋作のまま歩みを止めている
春に蹲り春を迎えて 僕はまだ傷跡を擦っていた
あのさ いいよ わかりきったこといわせないでよ
過去は藻掻く度形を変えて 僕すらも霞んでいく靄の中
あのさ まだ待ってよ 水彩絵の具みたいに
傷を抉りまた藻掻いて また刺して今も耐えて
それでいて気持ちよくて なんか好きでまた藻掻いて
酔いが醒めるまで幸せで 今も囚われて暮れている あの
小さな小さな日々が 今も喉に刺さっては抜けないんだ
今飲み込むたび痛んで 愛を喰べる程吐き出している
小さな小さな日々が 今も陳腐な陳腐な夢の続きが
噎せかえろうとも疼いて 贋作のまま春を迎えている