植物ソング投稿祭2024参加させていただきます。よろしくお願いします。
3月に、カフェで卒業式帰りの大学生たちを偶然見かけました。久しぶりの再会を喜んでいる彼ら(彼女ら)をみて、もしその中に昔の恋人同士がいたとしたら、この後どんなことを考えながら帰るのだろうか...と考えて作った曲です。動画初作成&初投稿で至らないとこもあると思いますが聞いてもらえたら嬉しいです。
Vocal & Chorus:京町セイカ (Synthesizer V AI)
Music & Lyrics:10%man(テンパーマン)
<歌詞>
花時雨上がりの やわらかな春月夜
慣れない鼻緒の痛みが 心をそっと揺らす
3月の淡雪は 気がつけば通り過ぎ
それはいつも予期せぬ 何気ない日々の移ろい
ただ静かに見返す瞳 過ぎ去りし日々を紡いでいたの
春風がたなびくほどに 思い出す微笑みを
二人並ぶ畦道さえも 今胸を締め付ける
白い椿が揺れる
流しこむ珈琲は それほど苦くもない
昔は飲めやしないと 大袈裟に顔をしかめた
時が経ち、私達、少し大人になったんだろうね
春颯吹き抜くほどに 思い出すぬくもりを
喧嘩後の気まずいゴメンネも 懐かして愛おしい
赤い椿が揺れる
おどけた仕草も はにかんだ笑顔も
少し不器用で 怒った横顔も
全て過去だと わかっているのに
もどかしく浮かんで 夜に散っていく
花風が舞い舞うほどに 花びら登る朧月
あなたと見た同じ景色が 今年も過ぎ去っていく
春風がたなびくほどに 思い出す優しい目を
二人並ぶあぜ道はもう 想い出に溶けてゆく
淡い椿が揺れる