2作目です。前回より絵を頑張り、テロップもいれました。成長ですね。次回作はMVを作るくらいの勢いでいきたいです。まぁ、言うだけはタダですからね。
イラストまたは、MV作ってる方でいい人いたら教えてね。
twitter : @konagonaP
さて、今回の曲は、大きな怪獣と孤独な少年のお話。
怪獣は、どこから来たのか、目的は何なのかと不思議な点が多い。ただ、明確なことは、あまりにも大きな力を持っていると言うこと。そんな怪獣に人々は恐怖し、敵として討伐対象として幾度にもわたって攻撃を仕掛けた。何十回目かの討伐作戦が失敗に終わったある日、一人の少年が怪獣の前に現れる。
『怪獣さん。僕は君の声が聞こえる。君の言葉がわかるんだ。』
怪獣の目が大きく開いた。
『なんで、理解できる?お前は何?』
『分からない。けれど僕には君の悲しい叫びが聞こえた。みんなは君を恐れるけれど、僕にはわかる。君は優しい奴だってこと。』
『何で人間、俺、恐れる?俺何も壊してない、殺してない。ただ一緒に…』
怪獣は今にも泣き叫きそうな表情を浮かべた。
『人間は愚かだから、自分達よりも強い物が怖くて、弱い物が大好きなんだ。自分達が一番で弱い物をいたぶる。そういう、残酷で卑劣な奴らなんだ。だから君のその強大な力が怖い。』
『どうすれば人間と仲良くなれる?』
『多分、仲良くすることはとっても、とっても難しいし、僕にもどうすればいいかわからない。だけど怪獣さんが人間と仲良くする一歩目として。あるいは僕の望みとして、僕とお友達になって欲しいんだ。』
少年は、はにかんでわらって怪獣にいった。
怪獣は大きく頷き、堪え切れなきれなくなった湖のように大きな涙の粒を流し、叫んだ。
やっとひとりではないのだと。ようやく一歩進んだのだと。
この歌は、そんな怪獣さんと出会った僕の心情を書いた物語。
小説家になろうかな?