Auです。
あゆと読みます。
二作目「病室の比喩」
Songwriter:Au
https://twitter.com/auau_no_auEditor:つのつき
https://twitter.com/moooon0221(Lyric)
私はいったい何をしているのだろう
万障繰り合わせみたいな現実と
ときに問いたい まるで病室みたいな
真っ白な空白の正体を
首を絞めた感覚で目を醒ます
通り雨 ゆれる波紋
頬をつたう淡い記憶と
嫌に粘いた過去を
どこかで鳴り響く音楽は 耳を塞ぎたくなる
「呪いのようだ。」
横たわるベッドに逃げ場なんてなくて
失ったこと 初めからなかったこと
ありえない展開を期待していた
映らない鏡を呪って 百合の残り香に縋る
恐れた終わりを描いて 受け入れた言葉に刺されて
私のフリをしているのは一体誰だろう?
虚勢を抱いて 希望を抱いて
不確かな才に今日を殺して
色とりどりの光で着飾って 舞台の続きを演じた
ああ、錆びついていく 感情も感覚も
焼きついた歓声に呑まれるように
語るに落ちた喜劇が 枯れ落ちるように
誤魔化していた本音が
壊れていく
秘めた憧憬と冷めた目と
水滴が穿ったドライフラワ
猫の歌う下手な自白はまだ響いているのか?
密かに顔を出す諦観に 耳を塞ぎたくなる
花瓶に咲いた永遠なる偽物に価値はあるのか
“答え合わせ“しよう
4時半の空 星が消えゆく頃
ふざけた落書きを見初めていた
あの日絞め殺した歌が今も耳朶を叩く
そうだ、これが私の使命だ 私だけにしかできない本当を
本物(偽物の偽物)だって、偽物じゃないか!
虚勢を抱いて 希望を抱いて
不確かな才に今日を殺して
色とりどりの光で着飾って 舞台の続きを演じた
ああ、高鳴っていく 感情も感覚も
焼きついた歓声に呑まれるように
語るに落ちた喜劇が 花ひらくように
誤魔化していた痛みを優しく撫でて
煌めいていれるから
空白を埋めるんだ
YouTube:
https://youtu.be/Yp219t0ATSM?si=-sg7jmXTOj4306-X