~悲しく痛々しい歌い方~
【制作のポイント】
・選曲:
五月にふさわしく、「野ばら(Heidenröslein)」を「結月ゆかり麗」に歌ってもらいました。でも歌詞の中身は明るい五月のイメージではなく、可哀想な運命の「野ばら」が描かれています。歌詞中で「野ばら」は荒々しい少年に手折られてしまいます…。
・ボーカル:
手折られてしまう「野ばら」の気持ちを思って、痛々しい感じで歌ってもらいました。手法は前作の「シシリエンヌ」(
sm43625797)と一緒で、高音域で痛々しさを表現しています。調も、高過ぎて(?)歌っている演奏が少ない原調のト長調にして、悲鳴のように表現しました。
・伴奏:
パブリックドメインの楽譜をMuseScoreに書き写して演奏しました。テンポは歌詞に合わせて自由に揺らしました。
【使用ツール】
・Vocal track maker -- "Yuzuki Yukari Rei V1.10" on CeVIO AI 9.1.6
・Accompaniment track maker -- MuseScore 3.6.2
・DAW -- Reaper(x64) 6.65
・Video editor -- Shotcut 22.01.30
and others
【基本情報】
・作詞:Johann Wolfgang von Goethe, 1789
・作曲:Franz Schubert, 1815(D257)