アニメ作品名【くまになっていた】
【概要】
私の名前は ぃるすぴ〜。朝、起きたら、くまになっていた。
朝、起きた時、最後の記憶は、
妻とボルドーのワインを夕食に飲んで、
その後、眠りについたのだけれど。
朝、起きたら、知らないベッドで起きていた。
目を開いたら、自分の手が、とても丸かった。
まるで、ぬいぐるみか、きぐるみの手だ。
隣に、誰かが居る。
それはぬいぐるみか、きぐるみのクマの形をしていた。
リボンをつけて。
「ダーリンっ」
とそれは抱きつく。
「おっとっと」
と驚くと
「夫だけに おっとっと っと言っているのね」
と言われた。
そのあと、事情を説明したら、
それは、熊野熊子というクマらしく
私は熊野熊雄というクマらしい。
鏡で自分の姿を見てみると、
どう見ても、ぬいぐるみか、きぐるみのクマだ。
熊子によると、熊雄は海の街で漁師をしているらしく
生きていくには、働いて価値提供する必要があるのは分かるし、
職場の場所を聴いて、熊雄として働くことにした。
朝はハチミツと焼いた魚だった。
とっても美味しかった。
その後、熊雄が行っていたように
漁師として魚を取ることができるようになり、
心にも余裕が生まれた。
ある日曜日、夜中、散策することにした。
森の中 歩いていたら 丸い月の光が目に入ってきて逸らした。
まるで目の中で月が踊って回っているように見えた。
星は、きらめいて、夜空と融合した白い雲が
世界の曖昧さ、を知らせてくれるようにも思った。
なぜか、呼ばれている気がする。
ネコの刺繍のリュックを背負って、森の中に冒険、探検だ。
森の中を歩いていたら、宇宙からなにかが落ちてきた。
飛行船?宇宙人が乗っているのか?
蛇行して落ちてきた円盤の飛行船は
茶色い地面に落ちてきた。
しかし、爆発することもなく、
機体が傷付くこともなく、ゆるやかに降りてきた。
扉から なにかが出てきた。
頭と背中にゼンマイの付いたロボットだ。
ホタテのような色をしている。
風が吹いている。
一体、妻の元に戻るには、どうしたらいいんだろう。