孤独な君に青い薔薇を贈ろう
枯れないように
美しさには限りがあるよ
だけど、禁忌を破りたいのさ
空想の中、妖精たち
咲かせるのは砂の花
摘み取る瞬間、崩れ去る
綺麗だ
だけど愛をね、注ぐ、
そして君を見つめる
繋いだ手から溢れ落ちる
星の欠片は何より尊い
僕が残した優しさなら
やがて呪いに変わるよ
君を縛るイバラの針は
胸を切り裂いても解けない
僕の瞳に生きた君に
祝福は二度と来ない
儚い恋は雨になって
止まない
だけど愛をね、注ぐ、
そして僕を離さない
繋いだ手から溢れ落ちる
星の欠片を取り戻せたなら…
手に入るかもしれない
それは、明日とか昨日とかじゃないさ
愛が創る永遠だよ
それは、誰にも汚せはしない
全てを超えた美しい嘘
だけど、
君には青い薔薇を贈る
「どうして?」
孤独な君は、叶いもしない
現実という夢を愛すから
悲しみだけが
永遠に薔薇を咲かす