死ねばいいのに
誰も見てくれない私の臭いがする姿などこれ以上は気持ち悪くて我慢できなくて
嗅覚をえぐり出したかったけど難しいから魂を残さず掘り出して苦しさなくなりたかった
ゾルピデムをいっぱい食べてGABA受容体を
麻痺させ、破壊し、征服し、繰り返し
これから二度と目が覚めないように
COでヘモグロビンを溶かしていく
煙はまぶたを重くおさえて
窒息は未来を開きながら
走馬灯を呪いながら
哀れな舞台の最後を飾る
いつか生まれ変わったらその時はどうか愛されるような世界であることを願いながら
もう維持できない息をあきらめながらだんだん熱くなる炎に肉体を任せる