2008年8月30日 大本山護国寺桂昌殿にて行われた断食法要にて収録。ネチュンとは、チベットの神様の名前です。人間の屍をぶら下げたおどろおどろしく荒ぶる神様です。しかし、ネチュンという名前はネチュン神そのものよりも、ネチュン・クテンと呼ばれる神官の名前として知られています。神官ネチュン・クテンは、ダライ・ラマ専属の顧問と呼ぶべき存在で、ネチュン神の神がかりを受け、トランス状態となってネチュン神からの神託をダライ・ラマに伝えます。ダライ・ラマは、様々な決断を下すときにネチュン神託を授かることになっているそうです。