つべより転載。2008年9月30日、アブハジアの独立15周年を祝って首都スフム(スフミ)で行われた軍事パレードの映像。ロシアによる独立承認はその一ヶ月前くらいの話ですが、実は1993年に「独立戦争」に勝利して以来、アブハジアにはグルジアの実効支配は一切及んでいません。後半の方で献花が行われている慰霊碑は1992~93年の「独立戦争」の際のもの。この戦争はまさに総力戦で、犠牲者の数も難民の数も今回の南オセチア紛争とは比較にならないほど膨大なものでした。なお、首脳らが立っている雛壇の背後に見える建物はソ連時代のアブハジア自治共和国の政治庁舎であり、「独立戦争」の際はグルジア人勢力最後の砦として総攻撃を受け、炎上。今でも廃墟のままになっています。