ようつべより輸入。 ルタ・リーブリは、20世紀半ばのブラジル、リオ・デ・ジャネイロで、ファウスト・ブルノシーラ(通称マスター・タトゥ)という人物がグレコローマン・レスリングに締め技・関節技を取り入れて編み出した格闘技。 当初は試合制度を持たず、腕試しはヴァーリ・トゥードあるのみという純然たる闘争術だったが、1970年代以降、スポーツ競技化されたルタ・リーブリ・エスポルチーバ(Luta Livre Esportiva)が作られ(この動画がそのスタイルである)、1996年にブラジルで競技連盟が発足、現在に至る。 世界的な普及度では、対立しているブラジリアン柔術の後塵を拝する時期が長らく続いたが、近年はドイツ、スイス、ギリシャ、ポーランド等、主にヨーロッパ圏への進出が著しいとのこと。