【指揮】ヴラディーミル・アシュケナージ【演奏】フィルハーモニア管弦楽団【ソプラノ独唱】エリザベト・ぜーターシュトレーム ■シベリウスが20世紀最大のシンフォニストであることは論を俟たないところですが、交響曲の他にもシベリウスには演奏される機会の少ない名曲がたくさんあります。 ■「ルオンノタール」はソプラノ独唱による歌曲ですが、管弦楽がただの伴奏ではなく独唱と同等に主張してくるので、交響詩として扱われることのほうが多いのではないでしょうか。歌詞はフィンランドの叙事詩「カレワラ」の一節から引用されているようです。 ■弦楽器によるウネウネした序奏は一度聞いたら忘れられない、シベリウスらしいなんとも不思議な魅力があります。
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