【指揮】オスモ・ヴァンスカ【演奏】ラハティ交響楽団 ■シベリウスが20世紀最大のシンフォニストであることは論を俟たないところですが、交響曲の他にもシベリウスには演奏される機会の少ない名曲がたくさんあります。 ■「アンダンテ・フェスティーヴォ」は1922年にサイナトゥサロ製作所という工場の25周年記念行事のために作曲され、当初は弦楽四重奏曲でしたが、後にティンパニを含む弦楽合奏曲に編曲されました。 ■フェスティーヴォ(祝典)と聞くとショスタコーヴィチの「祝典序曲」のような派手なものを想像されるかも知れませんが、そこはシベリウス、ゆったりとした中に堂々とした響きを持つアンダンテに仕上がっています。
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