つべより。現在グルジアの民放局「マエストロTV」で放映されている“牢獄リアリティ番組” 「監獄第5房」についてのドキュメンタリー。この番組は、著名な反体制派のラッパーがスタジオ内の特設監獄に自ら”入獄”し、同じく反体制派の“面会者”とともに体制批判をするという政治色の濃い番組。ラッパーは、現大統領のサアカシュヴィリが政権にある限り、出てくるつもりはないらしい。当局が黙認しているのは、この民放局が首都以外だと見られないローカル局なのと、あと、“これ以上”欧米諸国の支持を失うのを警戒しているからだと言われている。これが一年前だったら、間違いなくTV局自体が潰されていただろう。ちなみに、「5」は前回の大統領選の際のサアカシュヴィリの候補者番号。