以前、ニュースで毛刈りから4年間逃げ続けてきた羊を紹介していました。逃亡の果てにあったもの、それは自身の体を淫らに造り変えた憎き人類による誇りの略奪でした。鎧をそぎ落とされ、晒されていく白磁の如き柔肌…。滲んだ血がキャンパスに彩を添え、皮肉にも忌むべき者達の手によって1つの芸術が誕生しました。芸術の完成は体が家畜に戻ったことを意味します。しかし、愚かな人類は心まで奪うことは出来ませんでした。あの日、毛を刈られることに抵抗した瞬間から彼の心は山羊になっていたのですから。でも山羊も家畜だね、仕方ないね。元ネタ
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