そういうわけで、粟又の滝から2キロにわたって続いた遊歩道を歩き終えると、渓流から上の山里の地区に上がるのだが、そこに最後に(もっとも、もうちょっと先に岩つつじで有名な水月寺もあるのだが)あるのが幻の滝なのだ。ちなみに、私はお昼前から遊歩道を歩き始めて、13:30過ぎのいい時間まで何も食べていなかったので、ここの入り口兼土産物屋兼食堂で下の幻の滝を見ながら(上からではよく見えないのは残念だが)休憩をかねて腹ごしらえをすることにした。ちなみに、幻の滝の名前の謂れは、地元の人も知らなかった滝を、この土産物屋兼食堂の経営者が発見し、付近を整備したことに由来するという。