松岡正剛のブロードで天鵞絨なトーク。第18回は特別シリーズの二回目、松岡正剛「千夜千冊」の第二巻目『猫と量子がみている』。寅彦とファラデーで“理科の黒板”を回顧する。不確定性原理、ゲーデル、ベッカー、岡潔、相対論、超ひも理論、M理論、統一場理論と徐々にミクロとマクロを繋ぐ抽象的な観点へ上昇した後、六章からもう一度地上の視点に戻り、ユクスキュル、ドーキンスなどからカオスの縁、そしてカイヨワの『斜線』、シンクロニシティと進んだ後、やがて複雑系の科学へと辿り着きます。(2006年)登場してくる人物・本について興味を持った方やもう少し詳しい情報の欲しい方は是非以下のウェブサイトで調べて見て下さい。 千夜千冊:
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html 千夜千冊マップ:
http://senya.pictopic.info/