2007年12月、在日外国人が年金を貰えないのは差別であり違憲だとする訴訟について、最高裁は 原告側(在日韓国・朝鮮人7名)の請求を棄却した。 だが、年金に代わる「福祉給付金」の名目で、在日韓国・朝鮮人にお金を支給する地方自治体が増えている。東京都小平市でも、昨秋、市議会で支給が決議された。音頭を取ったのは公明党である。日本人ですら25年間保険料を払い続けなければ受け取れない年金だが、払ってもいないのに年金をくれとは虫のいい話である。だが、それを認めるような救済措置がある。昨年11月27日、小平市議会は、無年金定住外国人高齢者および重度障害者に、「福祉給付金」を支出する請願を、全会一致で可決した。