*市民YAYOI-O-REU-1の幸福な奉仕日記1 「反逆の日」*
場違いなのは私だけでした。その部屋はすべてが白で染まっていました。
家具も床も壁も天井も、そして人間までもが。
部屋の中央には白いシーツがぴんと張られたベッドが鎮座しています。
その上で、私のご主人様が目を瞑って優雅にカルピスを飲んでおられました。
ウルトラヴァイオレット様です。
どくん、と心臓が高鳴りました。私の意識のすべてがウルトラヴァイオレット様に
奪われてしまいます。白色に染め上げられたジャケット。まっさらなストレートの髪。
という感じの噂が流れているらしいのですが、噂は反逆です、市民。
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