-あらすじ- 始まりの季節、春。京都大学大学院博士課程を指導認定退学した佐々木先生。2007年より神戸市外国語大学、法政大学、立命館大学等の非常勤講師となる。そんなある日、中米ニカラグアで男の味を覚えた佐々木先生が、新天地を求め、ついに吉田寮を出ることになった。「裾野がないと学問は駄目になる」―自らのマイナーな分野での研究に価値を求めるが、想いに反し授業数は減るばかり。「俺が認められないのは国のせいだ・・・」文部科学省所管の日本学術振興会で、特別研究員として国民の税金で研究をさせてもらっていた彼だが、政府に対する憎しみは、それを忘れさせ、彼は左翼活動に傾倒していくのだった・・・ 関連作品
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