今年から距離が1870mに短縮され、風情がなくなった代わりに有力馬のエントリーが増えてある意味興味深くなった年末伝統の一戦。今年は兵庫3強のアルドラゴン・チャンストウライが不在、ベストタイザンは半年ぶりの出走とあって、新興勢力中心に大混戦が予想された上に、小牧太・岩田康誠・赤木高太郎のJRA移籍組が揃って登場。そして実況は久々の重賞登場となる吉田勝彦アナです。厳しい展開を粘り込んだキヨミラクルと、直線致命的な不利があったカラテチョップ(岩田)はまだ3歳。勝ったハスフェル、夏負けで今回は休み明けだったベストタイザン、直線追い込みで新味を出したバンバンバンクらとともに、来年はいよいよ兵庫県競馬に戦国時代が訪れそうな予感です。