~回転翼の落日~著:服部国男
彼自身の体験であるプロペラ団の興亡を綴った、物語形式の作品。
一部人物の脚色や美化が著しく、(これらの一部は検閲の結果とも言われるが定かではない)
史実とはやや乖離した展開をみせており、読み物としては良質だが、
資料性の面では流出したプロペラ団内部記録『Pレポート』に遥かに劣っている。
そのため、重版なし・文庫化しないという条件を付けて出版された。
が、逆にその希少性が災いしてか、逆にこの物語が実録ではないかと疑われることになってしまう。
これもまた、消費者心理の妙なる所かもしれない。
◆次⇒
sm9360483◆最新(final)⇒
sm16510766◆PV作りました⇒sm15305486◆作品リスト⇒
mylist/10681389