指揮:アンタル・ドラティ 演奏:フィルハーモニア・フンガリカニ短調、4/4拍子 - ニ長調、2/2拍子。序奏付きのソナタ形式。壮大なニ短調の序奏で始まる。提示部は弦楽器によるニ長調の第一主題の提示で始まる。複雑な転調をせずに、まっすぐイ長調に転調して第一主題を再び木管楽器で提示する。第二主題はイ長調で木管楽器と弦楽器で提示される。提示部は小結尾で閉じ、第一主題の後半のリズムを使ってロ短調で始まる展開部に入る。展開部はオーケストラの全奏で閉じる。再現部では第一主題がニ長調で再現する。最後はニ長調のコーダで閉じる。