南フランスの小都市カルパントラ出身の作曲家にして坊さんであるところのジュネによる「イェレミアの哀歌」より。第5章の冒頭部で、エルサレムの滅亡を嘆く歌がテキストになっています。アタマの主題はどこかで聴いたことがあると思います。バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻のホ長調のフーガとか、モーツァルトの交響曲41番(ジュピター)の第4楽章とか。マイナーどころだとモーツァルトの小クレド・ミサのクレドの主題、シューベルトのミサ曲第6番cum sancto spirituのフーガの主題とか結構色々使われてます。この曲が元祖ってわけじゃないんですが、この主題が好きなのでなんとなくご紹介。sop1;ミク、sop2;リン、alt;レンの女声3部。
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